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誰かのために

“人がね、自分のためだけに出せる力なんて、案外、ちっぽけなものだよ。だまされたと思って、誰かの為に・・・・・・自分以外の誰かのために、がんばってごらん。勇気、出してごらん。きっとあなたは、変われると思うよ。”

 “・・・・・・私、何いってんだろう……馬鹿みたい”

 やけに立派な演説をぶった。それが今になって、急に恥ずかしくなった。誰かのために、がんばれ。そんな相手、自分にだって、いやしないのに・・・・・・。



 元捜査一課の女刑事・魚住久江42歳独身が逮捕された犯人に言った言葉です。



 青春モノ以外は全部読んでいたと思っていた誉田哲也氏の平成23年に刊行された『ドルチェ』という短編集の文庫本化されたものの中の「誰かのために」というはなしの中の一文です。



 中の話はすべて魚住刑事が主人公です。



 各編全て面白く読みました。



 なんで抜けてたんだろう、という思いと、儲け!という思いが半々、でも読み終えると、やっぱり得した感の方が絶対的にありました。



 で、冒頭の言葉なんですが、くさいんです。でも、やっぱりその通りだと思いますし、その他の理由も色々絡んではくると思いますが、守るべきもの・人があれば、人は何かしらをやり遂げられると思いますし、変われると思います。



 私自身が、家族であったり、同僚・部下ひいては会社があって変われたはずですから・・・・・一人の時は“俺ばっかり・・・・”“やるべきことはやってんのに・・・・”“どうせいっちゅうねん”と泣き言ばかりをちっちゃい自分を守るために言ってたような気がします。



 更に今は、お客様の為にも・・・・・という思いを常に考える様にしています。



 現状不動産とはいえそんなに儲かるという時代でもありませんし、先日などは新築を買っていただきましたお客様のマンションを予定価格で販売出来なかったために、違約金(当社→お客様)を払ってまで売却したこともあります。

 当然、当社の査定ミスですので、お客様には1円の損もさせてはおりません。


 こんな状況ですが、ついあらぬ方向へと思いが行くことがあるからです。

 当然、株式会社ですから、利益追求は当然のことですが、独りよがりは破滅です。

 誰かのために・・・・・追及していきたいと思います。



 この本の解説に『ドンナ ビアンカ』という続編が出てるとありました。



 早速、取り寄せて読んでみたいと思います。